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アウトドア日記


by nari0000000000

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天狗岳

メンバー:Wさん、私の2人

行程:
2月7日(土)
11:50渋の湯→13:50黒百合ヒュッテ

2月8日(日)
7:00黒百合ヒュッテ→8:20天狗岳→9:20黒百合ヒュッテ到着→11:30黒百合ヒュッテ出発
→12:50渋の湯

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中山峠付近


厳冬期の八ヶ岳稜線上に立ちたいと思い、先週末は天狗岳に登ってきた。

前夜にWさんと茅野駅10:20発のバスに乗る約束をし、茅野駅で待ち合わせることにした。

私は食材を買い出したり野菜を切ったりする準備のため、バスの発車時間の1時間前には
茅野駅に着くようにした。

茅野駅前にあるパン屋でその日の朝食と行動食にする分のパンを買った。
ここのパンは美味い。これから茅野駅から八ヶ岳に入る場合はここで焼きたてのパンを
買うのが定番になるだろう。

それからスーパーでキムチ鍋をするための豚肉としめじを買い、駅前のベンチで野菜を
切ったり、じゃがいもの皮を剥いたりして食材をすべてジップロックに詰め込んだ。
準備にはバス発車のぎりぎりまでかかってしまい、ずっとどたばたしていた。

行きのバスで朝食をとり、Wさんと行程の相談などしているうちにあっという間に
渋の湯に到着。

渋の湯の前でゆっくり準備をし、黒百合ヒュッテに向かって出発。空は雲ひとつない青空で、
2月とは思えない、春を思わせる陽気だった。


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黒百合ヒュッテ手前


黒百合までの道はかなり整備されており、しっかりしたトレースがあった。滑らないし埋まらないしかなり歩きやすかった。ラッセルしないで雪道を歩くのは気持ちがいい。


夏山のコースタイムよりも早くで黒百合ヒュッテに到着。ヒュッテ前は休憩やテント設営の人で
でにぎわっていた。
テントはけっこう多く、整地済みのところはすでに埋まっていたので、日のあたるところを探し
すぐに整地作業にとりかかった。

かなり時間をかけて丁寧に整地した。テントを張るまで合わせると2時間ぐらいかけたのでは
と思う。がんばったかいがあってテント内は平らで快適だった。


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黒百合ヒュッテ テント場


テント設営後にヒュッテ前の斜面で滑落停止訓練をする予定であったが、整地作業で疲れたたため訓練はやめにして小屋内でビールを飲むことにした。たいして歩いていないが体はけっこう疲れていたらしく、ビールが全身に染み渡った。やはり運動後のビールは格別だ。

小屋の人によると水場は枯れているとのことだったので、テントに戻り雪を溶かして
次の日の分まで水を作った。水を作って夕食の用意をしていると風が強くなってきたので、
各々テントに引きこもり夕食をとることにした。

今回テント泊だと外での食事は寒いだろうということで食事は各人で準備と決めていた。
各々の食事ということでレトルトのカレーとソーセージのボイルとかで簡単に済まそうと思って
いたが、前日夜スーパーに買出しにいく段階になって迷った。
晩ごはんを決めるのにこんなに迷ったのは初めてである。スーパーにいた時間もこれまでで
最も長く、1時間半ぐらいはうろちょろしていただろう。

夕食は次の日の朝食、夕食に流用できるものにしたかった。夕食はカレーとソーセージ
にしてソーセージを残しておくと翌日の朝食でホットドックにできる、またホットドック用のパン
にハムとチーズをはさんで昼食にもできる。キムチ鍋も次の日の朝食、昼食にうどんと流用できる。

キムチ鍋のほうが食べたいのだが、鍋はかなり燃料を使うし、うどんもキムチ鍋の素も重い。
やはりカレーにしようと決めかけていたところで半乾燥うどんをみつけたため、また迷うこと
になった。
半乾燥うどんはかなり軽い。燃料が心配だったが、一回沸騰させてから火をとめ常温になるまで冷まして再度沸騰させてから一気に食べるという方法を取れば燃料は節約できそうだ。
ああでもないここでもないと悩んで長い間決めかねていたところでキムチ鍋スープに4倍濃縮の大阪鶴橋のやつを見つけたためキムチ鍋決定とした。このスープは軽いし美味い。

具材はジャガイモ、長ネギ、しめじ、豚肉だけのシンプルなものだがかなり美味かった。

美味いはいいがテント内では一人騒がしいものになった。こぼしまくりだったのだ。
取り皿には柄が折れるタイプのシェラカップを使っていたが、柄のロックが外れて
大盛り分をすべてシュラフマットにこぼしてしまった。ダウンパンツにもかなりかかった。
リッジレストの窪みによってテント全体まで広がらなかったのはせめてもの救いだったが、
拭き取り作業はかなり大変だった。リッジレストの窪みにたまったスープが拭いている間
に凍りついてしまうのだ。

モンベルトイレットペーパーを半分ぐらい使ってやっと綺麗になったので、ワンカップの真澄を飲んでいたら、つまみを取ろうとしたときに置いたそのワンカップを倒してまった。
いそいで立て直したが時すでに遅しカップ3/4ほどをこぼしてしまった。
これも先と同じ、拭き取り作業が大変だった。

作業に疲れたしお酒もなくなったので、本を読んで寝ることにした。テント内で読むために行きの電車でクライマックス部分を読むのを我慢していた沢木耕太郎「凍」を読み始めるが、
2、3ページも読むないうちに眠くなりすぐ寝てしまった。

夜中に目を覚ましトイレにいくため外に出ると星が出ていなかったので明日の天気が心配だった。

朝起きると雪が降っていた。風もけっこう強い。これは展望は期待できないと思った。
テント内でうどんの朝食を済まし雪の降る中、天狗岳に出発。稜線に出るとすごい風だった。
雪は降り続いていたがなんとかトレースは残っていたため危ないところはなかった。
雪と岩のミックスで少し怖いところがあったが。まだ岩場のアイゼンに慣れておらず
どう足を置いても滑りそうな気がして安心できないときがある。


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天狗岳手前


ずっと視界はなく、頂上についてからも展望はなかった。頂上はものすごい風。
記念撮影をして早々に下山。頂上には5分もいなかったと思う。


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山頂にて 私

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山頂にて Wさん

下りだしてから時々晴れ間が出だす。このまま晴れるのではないかと思い、少し立ち止まって様子を伺ったりするものの晴れ間はすぐに雲に隠れてしまう。これは思わせぶりだろうという
ことで下山してしまうことにした。


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中山峠付近


黒百合に着いたとたん急速に雲が流れ空は晴れ渡った。
天候のことなので仕方ないが、こんなに悔しいことはない。


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黒百合ヒュッテテント場

下山後、少し滑落停止訓練をしてからテントを撤収し、渋の湯に下山した。
冬山下山後の温泉はやはりたまらないものだった。


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下山時、今回初めての展望

今回、買い替えが必要と思ったものは目出し帽である。現在マウンテンハードウェアのもの
を使用しており、これは生地が気持ちいいし、帽子としても使えるので気に入って
いたが、いかんせんサングラスが曇る。また、口もとがかなり凍ってしまう。

TNFの目出し帽のように鼻に穴があいているものは息が逃げるため曇りにくいと聞いた。TNFのは口のところが薄くなっていたような気がするし、もしかしたら口のところがあまり
凍らないかもしれない。OR含め他のメーカーのものも検討してみようと思う。
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by nari0000000000 | 2009-02-10 00:30 | 山歩き