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アウトドア日記


by nari0000000000

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奥秩父敗退

メンバー:Nさん、私

行程:
7月25日(土)
7月26日(日)

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目的の沢への降り方が分からなかったので、少し距離はあるが
車道から沢づたいに入れるところを選び入渓する。
目的の沢へは降りれても本流をだいぶ遡行せねばならない。

沢沿いに降りることは滝があるため失敗したが、地図にない林道
を発見したためその林道をいく。

林道沿いで何度か本流に降りてみるが、やはり滝となって
進めないため林道終点までいくことにする。

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林道終点から本流に降り竿を出す。魚の気配はない。

すぐに大きな堰堤があり、その上に期待を膨らます。

しかし見たところ高巻きできそうなところがない。人の踏み跡も見当たらない。

堰堤の上を釣りたい一心で少し怖いが高巻くことにする。

足場は脆く、掴む岩や木の根もすぐに崩れる。

それでもいろんな方向から試し試し、堰堤上まであとひとトラバースという
ところまで来る。しかし、このトラバースが掴みどころなくどうしても
一歩が踏み出せない。時間ばかりが過ぎていく。
野営場もまだ決まっていないため諦めて降りることにする。

降りることにしたものの、登りとはまったく足場の様相異なり降りれない。
かなりの高度があり、残ってる体力のこと考えると降りれる自信なく怖気づく。

Nさんがロープを出し先陣をきる。うまいこと切り開いてくれて無事降りる
ことができた。

試しに反対側から高巻けないかと場所を変えて偵察するといけそうな
ところがあったので空身になって試してみる。

あと少しのところで落石を引き起こし、落石と一緒に自分もずり落ちる。
落ちてから落石に足をぶつけるがなんともなかった。なんて強靭な足
だと思った。

代わってNさんが登る。あと少しのところで苦心しているようだったが、
またも切り開いてくれる。その後を続き、堰堤突破。固く握手する。

夕食はイワナのつもりだったため、僕は米と調味料しか持ってきていない。
Nさんもそれにカップヌードル1個と玉葱1個あるのみ。
疲れているが是が非でも釣らねばならない。

日も暮れかかっており、野営の準備をしてるはずの時間だったが釣行開始。
さっそくNさんに掛かるが釣り逃がす。魚がいるということが分かったため
期待が膨らんだが、その後は全く反応なし。
また大きな堰堤が出現したため諦めて下降し、野営の準備にとりかかる。

準備といってもタープを張って焚き火にする木を拾い集めるだけなので
すぐに終わった。

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醤油玉葱、オリーブオイルマヨ玉葱、塩にぎりわさび醤油、カップヌードル
をおかずにごはんを食べた。

侘しくなろうと思いきや意外と満足のいく食事だった。

次の日、思っていたほど苦労せず堰堤突破。その後は悪場が多く、高巻きに苦労しっぱなし。
最終的に残置ロープはあるが登れそうにない滝の出現で敗退。
たぶん降りるときに使ったロープが残っていたのだろう。
ここで地図を見直して気づくが、本流をいってるつもりが途中から二股に分かれた
沢に入り込んでいたようだ。

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車道に出る目星をつけていたところまで下り、車道まで登る。

1泊2日なのにほとんど釣りできず失敗に終わった今回の釣行だが、
学んだことは多かった。

地形図読むことの大切さ
ロープの使い方
高巻き時、想定ルート決まるまで安易に足を出さぬこと(戻れなくなる)
1点から探すと全く見つからないルートも場所を変えて探してみると
案外簡単に見つかること

等。

またタープでの野営はテントとは異なりかなり開放的な気分になる。
気持ちがいい。沢屋の人たちがなぜタープにこだわるのか分かった気がする。

帰りに食事のできる宿によりイワナ、鹿を食べる。猟をやる主人が
2日前に獲ったという鹿は絶品。また、主人曰く僕らが入った沢には魚いない
だろうとのことだった。

目的の沢への入渓点は分かったので、近々リベンジする。
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by nari0000000000 | 2009-07-31 00:36 | フライフィッシング

唐松岳・五竜岳

メンバー:単独

行程:
7月18日(土)
13:50八方池山荘→15:10八方池→17:25唐松岳頂上山荘(テン場)

7月19日(日)
唐松岳頂上山荘(テン場)

7月20日(月)
5:00唐松岳頂上山荘(テン場)→7:30五竜山荘→8:30五竜岳山荘→
9:30五竜山荘→11:00西遠見→11:30大遠見→13:40アルプス平

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五竜岳

3連休は八方尾根から唐松岳・五竜岳に登り、遠見尾根より下山した。

白馬駅に着いたときには小雨が降っており、八方のバス停で降りたのは
私一人だけだった。

ゴンドラへ向かう途中の売店でパンと牛乳の昼食を済ませ、売店横の屋根を借り
雨具に着替える。ゴンドラに乗る客も私だけだった。

これから登る客は全くいないのかと少し心配になるが、八方池山荘の前は
けっこう人でにぎわっていたため安心した。

八方池山荘で身支度を整え、唐沢岳を目指す。途中まで人とすれ違うが、
八方池近くになるとまた誰もいなくなった。

雨の降る静かな八方池で一休みする。扇雪渓のあたりから大雨となり、
視界もかなり悪くなる。しかし周りを見れば見知らぬ花が咲き誇り、
雪渓脇にはゼンマイが群生し、北アルプスに来たのだなと天気は悪いが
嬉しくなる。


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八方池

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強風強雨のなか唐沢岳の山荘に到着。山荘はかなり混んでいる模様。
ビールと水を買い、早々にテントの受付を済ませテント場に向かう。
テント場では私の他一張りあるだけだった。

テント内で米を炊き、鳥肌の立つカレーを食べビールを飲んですぐに寝る。

翌朝も天気は悪く、雨も風もかなり強い。次の五竜のテント場までそう遠く
はないので無理せず昼まで様子見することにする。

天気はどんどん悪化する。午後になってこれは無理だと判断し、一日停滞する
ことにした。

強風でのテント泊はこれまで何度か経験しているため、大丈夫だろうと思っていたが甘かった。

テントからトイレに出ようとした際、テントが吹っ飛ばされる。4つ打ち込んでいた
ペグは抜け、3本の張り綱もかなり多くの石で固定していたにもかかわらず抜けて
しまった。鉄杭に結んだ1本の張り綱によってかろうじてテントを失わずに済んだ。
テントの中には身に付けているもの以外全ての生活道具が入っているため、ぞっとした。


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膨らむテント


改めてテントを設営し直した。かなり強く固定したつもりだが、やはりペグは抜けてしまう。
張り綱に頼る他なかった。

揺れるテントの中でひたすら耐える。ポールが抜けて底に大きな穴を開けてしまった。
補修用のテープを持ってきておらず雨が染み込んでくる。私のテントの素材はEPICで
あるが、EPICは撥水であり防水ではないため、あまりに強い雨だと漏れてくる。
上から下から水が入ってきて、何度、タオルでの吸水作業を行ったか分からない。
シュラフも水浸しになり使いものにならない。
シュラフカバーを持ってきていないことを強く悔やんだ。

夕方になっても悪天続く。テントの外で変な鳴き声がするのでファスナーを空けてみると
目の前を雷鳥の親子が通り過ぎる。
慌ててウォータープルーフの中にあるカメラを取り出すがシャッターチャンス逃す。
遠くで相変わらず変な声で鳴き続けている。

この日は何を食べたか。忘れてしまった。テントが暴れるため、米を炊くことはできず、
うにあられやするめを食べて、大雪渓のワンカップを飲んでいた。

夜になっても風は依然強いが、雨は降ったり止んだりとなる。
湿ったインナーダウン上下だけで寝るには寒すぎてほとんど眠れなかった。

夜明け前に目を覚ますと空は晴れ渡っていた。急いでテントを撤収し、小屋まで上がる。
小屋の前にはぶ厚い雲海がずっと広がっていた。ほんとの海のようだった。


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唐松岳頂上山荘から


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テンションも高まりいざ五竜岳を目指す。五竜方面にいく人はあまりいない。

すぐにクサリ場となる。足場が少なく緊張する。雨に濡れていたらかなり怖かっただろう。

最初は緊張して固い動きをしていたが、徐々に体が慣れてきて、びびってはいるものの
思ったように体が動き楽しくなる。


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唐松五竜間のクサリ場


クサリ場が終わってからは足場もよく、左手に雲海、右手に黒部源流部を見下ろし、
快調に歩く。立山・剣もくっきり見える。最近見た映画「剣岳」、それにしても葉つよは
かわいかったなと思い出す。


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立山・剣方面


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五竜方面


遠見尾根分岐点近く、かなり前を歩いてたおばさんに「そこに雷鳥がいるよ」と教えて
いただく。

見るとハイ松に雷鳥の親子が。ひな鳥は手にのせても余るほどの小ささで、毛もまだ
ほとんど生えていない。

慌ててカメラを取り出すが、ひな鳥はハイ松の中に隠れてしまって出てこない。
親鳥は全然逃げないのでたくさん写真を撮れた。


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雷鳥


五竜山荘で雷鳥を教えてくれたおばさんに挨拶し、荷物をデポして山頂を往復する。

山頂は360度大パノラマで、素晴らしい景色だった。目の前にある鹿島槍は迫力があり、
早く登ってみたいと思った。五竜・鹿島槍間のキレットは怖そうだったが、行かねばなるまい。


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五竜岳山頂より長野方面

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五竜岳山頂より鹿島槍


五竜山荘前で軽く休憩し、遠見尾根からアルプス平へ下山した。下山時は終始、膝が痛んだ
ために辛かった。これからはサポートタイツ、テーピングなどを考えねばならない。
あと体重減らすことも。


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遠見尾根より唐松方面

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遠見尾根より長野方面

下山後、白馬五竜スキー場で入浴。温泉でないのが残念だ。

腹は減っているが、松本まで我慢し、萬来へ。

やはり萬来、馬刺が美味い。大雪渓も美味い。

となりに座った方から声を掛けられて話し込む。Fさんという方で山岳写真などをやられており、
興味深い話ばかりで時間が過ぎるのを忘れる。

気づくと終電の気になる時間となり慌てて出てきたため、大した挨拶もできなかった。
「今年の秋、涸沢で会いましょう」と言って別れてきたため、今年も紅葉の時期はまた
涸沢にいこうと思う。

Fさんのテントは珍しいし、形が目立つため、いらっしゃればすぐ見つかると思う。
またお会いできたらよいのになと思う。

急いで店を後にしたが、結局終電のあずさには間に合わず。普通電車ではどこまで行けるかと
駅員に聞いてみると甲府までという。
次の日の仕事どうしようとかなりあせったが、終バスには間に合い、深夜になったが東京に戻ることが
できた。

楽しくても電車は気にしてなくてはならない。

五竜岳山頂から



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by nari0000000000 | 2009-07-29 02:11 | 山歩き

木曽駒ケ岳

メンバー:単独

行程:
7月16日(水)
13:30千畳敷→14:20乗越浄土→14:50駒ケ岳頂上山荘(テン場)

7月16日(木)
6:30駒ケ岳頂上山荘→6:50駒ケ岳山頂→07:10駒ケ岳頂上山荘→
7:40宝剣山荘→8:00伊那前岳→8:50七合目(朝食)9:20→
9:50一丁ケ池→10:30うどんや峠→11:30蛇腹沢登山口→
12:10北御所登山口


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駒ケ岳山頂より


今週、水・木と急に二連休できることになり木曽駒にいってきた。
休みが決まったのは火曜の夜で、帰ってからパッキング、
レインウェアにNIKWAXしていたので、ほぼ徹夜での出発となった。

朝出発するときから駒ヶ根に着くまでずっと快晴だったため、
天気のことはまったく心配していなかったが、ロープウェイで千畳敷
まで上がると少しガスっていてけっこう寒く、山頂での天気が心配
になる。


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千畳敷カール


乗越浄土まで出ると完全にガスっていて展望ゼロ、風も強い。

休憩できる雰囲気ではないため、そのままこの日のテン場である
駒ケ岳頂上山荘を目指す、山荘にはすぐに着いた。


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駒ケ岳頂上山荘


受付を済まし、強風のなかテント設営。僕の他は一張りだけだったので、
場所は選び放題だった。久々に悪条件の中でのテント設営となったが、
こういうときインナーポールのテントは中に入りながら設営できるので
良いと思う。でもほとんどの状況ではインナーポールは設営に時間かかるし
めんどくさい。


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駒ケ岳頂上山荘のテン場


テント内で夕食の準備をする。駅前のスーパーで買ったきゅうりと玉葱を
薄切りにし、塩をふりかけて放置。米を水につけて放置。これだけなので
簡単だが、風が強く外でストーブが使えないため、アルファ米にすればよかった
と思う。

ストーブの下にティッシュを敷き、テント内で米を炊く。吹きこぼれが心配だったが、
なんのことはなかった。

米を蒸らしている間、うにあられにマヨネーズと七味をかけたのでビールを飲む。
その後、駒ヶ根駅前で買った真澄のワンカップとカニ味噌で一杯。
カニ味噌にはきゅうりを買って大正解だった。後、すだちがあれば言うことなかった。

米ができたので、レトルトのカレーを食べる。つけ合わせにきゅうりと玉葱の塩づけが
異常に合った。

食後、角田光代の「さがしもの」を読んでひと泣きし、すぐに寝る。
いい話ばかりの短編集である。


翌朝テントの窓をあけてみると快晴。青空が広がっていた。明け方目が覚めたとき、
けっこう雨が降っていたため、半分あきらめていたので嬉しい。
もう少し早起きし、朝焼けを見ればよかったが、まあいい。


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朝、テン場から


馬の背よりぐるっと周って駒ケ岳山頂に着き、ひとしきり展望を楽しんでから下山。


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駒ケ岳山頂より


伊那前岳を目指す。伊那前岳の手前で二人の登山者とすれ違ったきり、
北御所登山口まで誰にも会わず、静かな山歩きを楽しめた。


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登山道はどこもこのように整備されており歩きやすい

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伊那前岳手前から宝剣岳

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簡易三脚gorillapodでセルフポートレートしてみた

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gorillapod


樹林帯に入ってからは暑いので、短パン・Tシャツに着替えた。
荷物も軽いし、思わず走って下山してしまった。山を走るのは面白く、
夢中になって下山していたら膝が痛み出した。それからはスローペースで
しか降りれなかった。軽いとはいえテント泊道具を担いでトレイルランするものではない。


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朝食のカップヌードル

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ゆっくりしか歩けないと花が目に止まる

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一丁ヶ池


帰りは こまくさの湯 に寄って汗を流し、駒ヶ根駅前で名物 ソースカツ丼を食べて
〆た。

膝が治れば今週末、唐松・五竜にいこうと思う。
山で肌を出すことに抵抗があったが、今回短パン・Tシャツ・トレランシューズの
快適さに魅せられた。特にトレラン用の短パンは薄いし動きやすいし言うことない。
天気よければ次もその格好でがしがし歩きたい。
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by nari0000000000 | 2009-07-17 01:48 | 山歩き