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アウトドア日記


by nari0000000000

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赤岳

2010年3月20日(土)
13:15美濃戸口→14:30美濃戸山荘→16:45赤岳鉱泉(テント)

2010年3月21日(日)
11:00赤岳鉱泉→11:30中山乗越→11:45行者小屋→地蔵尾根→12:30地蔵尾根途中
折り返し→13:15行者小屋→13:35中山展望台→赤岳鉱泉

2010年3月22日(月)
7:30赤岳鉱泉→8:00行者小屋→9:10地蔵の頭→9:30赤岳展望荘→10:00赤岳山頂→
文三郎尾根→11:45行者小屋→赤岳鉱泉


【一日目】
前夜のパッキングに夜遅くまで手間どってしまい、朝早く起きられなかったせいで
かなり遅い出発となってしまった。午後になって美濃戸口からの入山。

天気予報ではこれから大荒れになるとのことだったが、空を見る限り悪天の兆しは
ない。こんな事なら早出でさっさと登るのであったと思う。でもまあいい、
部屋でうだうだ過ごすより停滞で小屋飲みしているほうがどれほどよいか。

美濃戸口の山荘前で瓶のコーラを飲みながらかなりゆっくり休憩したため、
他の登山者からは出遅れ、林道はずっと私だけ。静かだった。

冬にはあんなに多かった雪もほとんどなくなっており、もうすっかり春の様相。
肌着一枚でも歩いているとすぐに暑くなり大量の汗をかく。

汗をかきかき美濃戸山荘に着く。ここでアイゼンを装着。少し登ると雪が現れる。
空気も少し冷たくなり、風が吹くとすーっと汗がひいていくのを感じて気持ちが
いい。音といえば風と笹の掠れる音だけ、立ち止まって深呼吸したくなる。


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美濃戸山荘過ぎてから


大同心が姿を現したとき一気にテンションが上がる。やはり大同心、かっこいい!
ひとしきり写真を撮り、赤岳鉱泉に到着。


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テントを設営し、既に赤岳から下山し今夜小屋泊のHMZさん、SZKさんに挨拶。
天気は良かったが稜線上はかなり風強かったとのこと。
私は1月にも赤岳に登ろうとして強風にて敗退している、風でまたも登れないかと心配になる。

テントを設営しようとテン場に向って、すぐにmt_hanterさんらしき方を発見。
blogで見たザックですぐに分かった。mt_hanterさんnut'sさんと挨拶し、
3人でテント設営。

3人でテント場で一杯やっていると、大同心が夕日に赤く染まっていく。大同心ファンにはたまらないものがあった。私もいつかアルパインに手を出し取り付いてみたい。


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大同心

お二人と一緒に出発したというwander_zさんがなかなか到着しない。お二人が到着してからもう1時間以上経っている。
ここまではこれといって危ない場所はないが、、何かあったのではないかと心配になる。
お二人に聞くと途中で幕でも張って寝てるのだろうとのこと。
それを聞いて、冬の鳳凰の稜線上でゴロ寝するようなお方だ、まった要らぬ心配かと思った。

小屋の自炊場に移動して飲んで、消灯時間近く、そろそろお開きという時間になってwander_zさん現れる。
道中色々あったとのこと。何はともあれお会いできて良かった。

飲みすぎたため酔ってしまいテントに戻ったらすぐ寝てしまった。


【二日目】
夜通し降り続いた雨も朝方雪に変わり、外は真っ白、風も強い。

二度寝、三度寝でゆっくり寝て、遅めの朝食。天候は優れないものの行けるところ
まで行ってみようということになり4人で赤岳鉱泉出発。


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朝食 ベーコンチーズきゅうりパン ベーコンは火を通さなくてもよかった

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B.D.村をあとに


すぐに中山乗越に着く。wander_zさんmt_hanterさんは石尊稜より横岳に向かうため、ここでお別れ。こんな時期のバリエーションなんて怖すぎる、、ご無事をお祈りする。
それにしてもザックにリッジレストをつけたアルパインスタイルの人なんて初めて見た。これが、新ジャンル、ULアルパインハイカーの姿か。かっこ良すぎる!


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ULアルパインハイカーの後ろ姿

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中山乗越にて


nut'sさんとともに地蔵尾根をいく。稜線上は風でゴオゴオ音が鳴っているが、樹林帯は静かなものだ。

ザックにはテルモスとカップラーメンぐらいしか入っておらず、荷はかなり軽いのに
息が上る。体力ないなと感じる。

尾根上に出たところで、下山してきた方に上の天気をたずねると、風強く引き返した
ほうがよいとのこと。視界悪いし無理して登っても何なので下山することにする。


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尾根上に出たところ nut'sさん

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産まれたての子牛のような格好の私

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地蔵の頭より下 ここで折り返し下山


下山したとたんに明るくなり晴れ間が出だす。いつもこうだ。でもこれは思わせぶりである。
こういう美人局に何度やられたことか。後ろ髪を引かれつつもどんどん降りる。


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晴れてくる


行者小屋まで降りると大同心も赤岳も阿弥陀もみんな姿を現している。雲がすごい勢いで引いていく。
稜線からは雪煙が立ち上り、壮大な景色だった。
展望台に上がり、wander_zさんmt_hanterさんの取り付いているところを見れないかと横岳の方を探してみるが、見つけられない。


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展望台から

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展望台から

赤岳鉱泉に戻り昼食。カップラーメンが体に染みる。

nut'sさんは下山のためお別れし、
テントで一人飲み出すが、真澄のワンカップ一杯あけただけで眠くなり寝てしまう。


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男のおつまみ コンビーフきゅうり


どれぐらい眠っただろう。テントの外で私の名を呼ぶ声で目を覚ます。mt_hanterさんではな
いか!ご無事で何より!やはり天候悪化のため途中で引き返してきたとのこと。
自炊室に移動し一杯やる。もうバスもない時間だったが、ナイトハイクでお二人は美濃戸に下山。

またテントに戻り、真澄を飲みながら今朝までの4人でのB.D.村生活は本当に楽しかったなと振り返る。
すぐに寄ってまたすぐ寝てしまう。

【三日目】
朝、テントのファスナーを開けると雲ひとつない青空。急いで支度をする。
下山してからすぐテントを撤収できるよう、いつもなら出かける前にシュラフ等
テント内のものは全て片しておくが、このときは何も片付けずさっと身支度だけして出発。


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出発前

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阿弥陀岳の雪煙


地蔵尾根をいく、昨日引き返したところまできて振り返る。素晴らしい景色ではないか。
なぜか息も上らないため、まったく休憩せずぐんぐん高度を上げる。


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地蔵尾根から


地蔵の頭に出たとき、富士山が目に飛び込む。アイゼンもピッケルもよく効いたのでここまで怖かったという
こともない、富士山なんて何度も見てるではないか、なのになぜか涙が出てきた。

よく分からない感傷に浸ってる場合ではない。先に進まねば。天気は良くても、さすがに稜線上はけっこうな
風。目出し帽から出ている肌を冷たい風が突き刺す。ゴーグルをつけたいところだがテントに忘れてきてしま
った。仕方なくサングラスにして、目出し帽で口を覆い、吐く息で目の周りを暖めて歩く。

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富士山

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赤岳へ


山頂より下山してきた人とすれ違うたび、「最高の天気ですね」と挨拶を交わす。
挨拶し言葉を交わすのが楽しすぎる。

山頂は360度大パノラマ。空気も澄んでおり北アルプス、南アルプス、中央アルプス
みんなはっきり見渡せる。


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山頂より

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山頂より


文三郎尾根を下る。最初、急峻で冷やっとするところもいくつかあった。
前を向いたまま降りるからいけないのだ。
すぐに急なところはピッケルをぶっ刺し、後ろ向きになってアイゼンの爪を毎回
強く蹴り込んで降りるよう降り方を変えた。そうしたら急なところもなんでもなくなった。

行者に降りてほとんど飲んでいなかったポカリスェットをがぶがぶいく。
そして雪上で至福の一服。あと一回、このようなタバコを吸えたら禁煙しようと思いながら。


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もうすぐ行者

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至福の一服


赤岳鉱泉に降りて急いでテントを撤収し美濃戸口へ下山。あと5分というところでバスを逃がす。
美濃戸山荘前でのんびりしてる場合じゃなかった。
仕方がないので八ヶ岳山荘で風呂に入ってのんびりバスを待つことにした。
温泉ではないものの湯が有難い。

帰りのバスの車窓から眺める南アルプスが雄大だった。中でも甲斐駒が群を抜いて
かっこいい。後ろの席のおじさんに「甲斐駒は黒戸尾根から登らないとその良さは分からない」
と言われた。そんなこと言われたら、行くしかない。

待っててよ、甲斐駒さん!
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by nari0000000000 | 2010-03-25 01:13 | 山歩き

高水三山

2010年2月28日(日)
11:00軍畑→11:50高水山登山口→13:00常服院→あずまや(昼食)→
14:20高水山→14:50岩茸石山→15:30惣岳山→軍畑

メンバー:HMZさん、STAさん、NAOさん、私の4人

行きの電車の中でデジカメ、携帯の替え電池、ナイフやマルチツール等、
とにかく小物一切合切をいれたウェストポーチを忘れてきたことに気付く。
そのため写真を撮れなかったが帰ってきた後、HMZさん、STAさんに送って
もらって、このブログに使わせてもらっている。

朝からかなり降っていた雨も軍畑の駅を降りる頃には小降りになっていた。
レインウェアは着ず、ザックカバーも付けずに出発。

登山口までの小川沿いにはフキノトウや蝋梅や福寿草の花が咲いており
春を感じた。蝋梅も福寿草も教えてもらってこのとき初めて名前を知った。

その他色々な花が咲きはじめていたが、どれも毒草とのことで、
「秋の七草」ならぬ「悪の七草」を探しながら歩こうということになった。

こう毒草ばかりが残るのは鹿が増えすぎて毒草以外をみんな食べてしまった
からだという。林道が整備され、鹿の交通の便もよくなったため増えすぎたのだそう。
とにかく林道や砂防ダムや治山工事で山や川をこねくり回すのは、動物や植物の
生態系崩れるわ、渓魚は減るわで自然にとってろくなことないのだろう。

常服院まで霧の濃い中、静かな登山道を歩く。我々の他に登山者はおらず。

常服院から少し登ったところの尾根上に東屋があったので、そこで昼食とした。

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ハムをフライパンで焼いて、きゅうり・レタスとパンに挟んで食べた。
その他、チーズとクラコット、豚肉の味噌着けなどを食べたがどれも
むちゃくちゃ美味かった。

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腹を満たしたところで高水山に向かう。山頂まではすぐ。
山頂は依然曇り空で展望はなし。

岩茸石山のピーク手前で急に空が明るくなり、ガスが晴れてきた。
雲の中から稜線が姿を現す。かっこよかった。

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惣岳山を越え軍畑に下山。「悪の七草」は六草にて終了。

僕は名前を聞いてもすぐ忘れるため、後から教えてもらったところによると、

フクジュソウ、ヒガンバナ、アセビ、ミヤマシキミ、ユズリハ、ナンテン

が六草。

軍畑には温泉がないため、奥多摩まで戻ってもえぎの湯へ。
いつも混んでるもえぎの湯だが、この日は閉店ぎりぎりのため静かに温泉に浸かれた。

温泉後はやはり奥多摩来たときのド定番、餃子屋「天益」へ。澤乃井の「一番汲み」が
あるということでそれを呑む。餃子もレバカツもみんなうまかったが、この日は
フキ味噌が特にうまかった。よくみやげもの屋で売られてるフキ味噌は甘くてあまり
好きではないのだが、このフキ味噌は甘くなく味噌とフキだけのシンプルな味だった。

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早く次の奥多摩、次の天益にいきたい。ボトルもあるし。
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by nari0000000000 | 2010-03-11 02:18 | 山歩き