アウトドア日記


by nari0000000000

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北アルプス釣行

例年の夏休み釣行メンバーで北アルプスの渓へ。

林道ゲートで車のドアを開けた瞬間にアブの大襲撃。

私はバグネットを忘れてきたと思い込んでおり、顔剥き出し。気合で大量のアブの中を歩いた。

後に幕営地でバグネットがザックの底から出てきた時はショックだった。あの時バグネットをしていれば…

この土地ではアブのことを「おろろ」と呼ぶらしい。とにかく物凄い数だし、服の上から、隙間から、がんがん噛んでくる。少しの肌も出してはならない。おそろしかった…

林道から登山道に入ってからはアブは殆んどいなくなった。

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辛い急登も展望があれば楽になる。展望のあるまでが大変だった。

稜線に出てからは反対側の沢を下降するのだが、地形図の水線はかなり下にある。水線までの沢筋はいくつもあるため、どこを辿っていいのかいまいち見当ついていなかったが、TZWさんが一発で正解を見つけてくれた。藪漕ぎほとんどなしで難なく水線まで出られた。

稜線から水線に出るまでに1、2時間の藪漕ぎは覚悟の上だったため、とてもありがたい。

目的の沢の出合い、先ずは食事と、素麺を茹でるために小さい焚火をおこした。

お湯ができるまでの間、フライを結んで早速一投。いきなり九寸の元気な岩魚が飛びついてきた。

一投目で釣れるということはもう約束されたようなもの。落ち着いて素麺を食べ、農ポリを設営し、いざ釣行へ。

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三人の寝床としては大き過ぎた北アルプスの豪邸

幕営地からすぐにバンバン出た。それにサイズも大きい。そして何より、渓相が素晴らしい。
長時間のアプローチも報われる。

この日一番の大物は取り込む時にバラしてしまった。逃した岩魚はでかいというが、本当にでかかった。36〜7㎝あったのではと思う。

ここのところ何回もここ一番の魚を手前でバラしている。シーズン残り僅か、ここ一番に弱い私の釣りを何とかしたい。

その魚をバラした後、動揺でティペットがうまく結べない。5回、6回、結んでも結んでも解ける。
いつもはティペットを結ぶのに失敗することはほとんどないのに。

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尺岩魚

イブニング爆発を終えて幕営地に戻る。

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8月だというのにまだまだ雪渓が残っていた。
スノーブリッジもたくさんあった。

夜は早めに寝て、翌朝遅くに起き、のんびり朝食をとってから釣行。

渓相がコロコロ変わり、魚の大きさにより棲み分けされている感じがあった。釣れないエリアがあり、小型エリアがあり、中型エリアがあり、尺連発エリアがあった。尺連発エリアの後はすぐに二股となり、流れも細くなり、また魚も少なくなった。尺連発エリアが渓相的にもハイライトだった。

流れが細くなってきたところですぐに魚止めらしい滝が現れた。まだ夕方まで時間は充分あったが、釣欲は満たされまくっていたので巻かずに納竿とした。

フライはイワイイワナとアントの12番を使った。アントの方がバラしが少なかった気がする。

フライは何でもよかったのだろうけど、細身のイワナイワナよりボディーの太いアントの方が出方が激しい気がした。

初日に大物を掛けた時、もしアントを使っていたら…

再びこの渓を訪れるときは8番フライを中心にしたい。目立てば目立つ程良さそう。

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尺連発エリア最初の一匹 泣尺一寸岩魚


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尺一寸越え岩魚。歯が鋭かった。

帰りはバグネットを被り、シャツインにして上からシェルを羽織ってフードを被り、手袋をはめて下山。

アブは相変わらずものすごかったが何とかなった。しかし真夏の炎天下にその格好で長いこと歩くのは堪えた。

あの時はアブが憎くて憎くてしょうがなかったが、これだけ良い釣りをさせてもらえたのは大量のアブがこの沢へのアプローチに人を寄せつけないのも一因かもしれないと考えると、あのアブ達にも感謝したくなってくる。

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by nari0000000000 | 2015-08-18 18:00 | フライフィッシング

富山釣行

東北に向かっていたが、道中、天気予報を見ていると目的の沢の天気がずっと悪そうだったため、急遽目的地を変更。何ヶ月も前から楽しみにしていた釣行だけど、こればかりは仕方がない。

東北、気になる日本海側の渓流のあるエリアはことごとく悪天が続く模様。

新潟だけはそれほど悪くなさそうだったため、行き先を新潟の沢に定めた。

朝、雨が上がってから林道を歩く。快晴でむし暑く、汗だくになった。ひいこら言って入渓点に着いてみると超濁流。渡渉出来たものではなかったため、さっそく来た道を引き返す。

どうしたものかと悩み、富山の沢へいくことにした。そこは地図を見ると、車である程度のところまでいけそうなため、濁流かどうかは早めに確認できそうということで選んだ。

目的の沢に着いてみると、釣りが出来ないほどの濁りではない。というか、水量は少し多めの麦茶色で爆釣の匂いも漂っているといえば漂っている。

沢沿いの斜面を1時間程藪漕いで入渓。
もの凄い岩魚の数だった。次の日、濁りが消えて平水に戻ってからも同じ、とにかく凄い岩魚の数。

流れに入っている魚は小さく、巻き返しや流れのない深場に入っている魚は大きいという傾向があった。

ただ、尺はなかなか出なかった。
唯一出た尺一寸は手前でバラした。

岩の上にフライラインを置き、岩と岩の間にフライをぷかぷかを浮かせていると、深いところから上がってきてフライを咥えた。

力強く岩の下に潜ろうとし、上げてきてたら次はエゴのある方向へ向かおうとしたので、切られるか心配だったが無理矢理引きよせた。

足元が心許ない岩の上だったため、足場の良いところに誘導し、ランディングネットに入れようとしたところでティペットを切られた。

ティペットは交換したばかりだったので、もしかしたら、岩の上に置いていたティペットが岩肌に擦れて傷がついたのかもしれない。

それから程なくして大滝が現れた。巻こうとしたけど巻けず。まだまだ先は釣れるのだろうけど、午後3時を過ぎており、無理をしてもあれなので納竿とした。

無垢な岩魚だらけで、水面はキラキラ輝いており、虫もキラキラ輝いていて、このままここでずっと竿を振り続けていたいと釣り中に何度も思った。でもその度にすぐ、そういうわけにはいかない、帰らなきゃいけないのだという当たり前のことをすぐに思い出し、胸が締め付けられるような思いをした。

とにかく何もかもが眩しくて、いかにも真夏のイワナ釣りという釣行だった。

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by nari0000000000 | 2015-08-18 17:55 | フライフィッシング