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アウトドア日記


by nari0000000000

川苔山

日程:2010年4月29日(木)

GWに一緒に山にいくchill_chillさん、NKMさんでコースや食料計画の打ち合わせを
しようということになっていた。

せっかくの休みに飲み屋で打ち合わせをするのなら山を歩いた後、奥多摩駅前の餃子屋「天益」で!
ということで川苔山を歩いてきた。

登山客でにぎわう奥多摩行きの列車であるが、古里の駅に降りる客はまばら。
静かな山歩きが予想された。

天気もいいし言うことないと思っていると少し歩いたあたりから雲が出だし雨が降り出す。
だいぶ濡れてしまってから雨具を取り出し着込む。かなり寒い。


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雨が降りだす

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雨具で歩く


川苔山の山頂ではガスのためあまり展望がなかったが、下山してすぐぐらい急に晴れていった。
あと1時間早く晴れてくれれば、、


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視界広がる

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山頂

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山頂


百尋の滝に着く。なかなか迫力の滝である。

カップヌードルとおにぎりの昼食を済ませ、滝をみながらゆっくりくつろぐ。

くつろぎすぎてバスに間に合うか危うい時間になってしまった。


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百尋の滝

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レンズが濡れていたのがいい感じに

川乗橋まで急ぐ。

バス停に着いたときには既にバスが行ってしまった後だった。
次のバスを待つより歩いたほうが早かったので、3人で沢や釣りの話をしながらのんびり車道を下る。

奥多摩に着いて温泉に入る前に先ずは天益のおじさん、おばさんにご挨拶。
すると、今晩は予約で一杯ということだった。

これほど残念なことはない。餃子とレバカツとフキ味噌で頭が一杯だったのに!

肩を落としもえぎの湯に向かう。もえぎの湯はかなり混んでいて露天風呂ではくつろぐことが
できなかった。でも歩いた後の温泉はやはり格別。

汗も流したことだし、GWの打ち合わせをしに天益のおばさんお薦めのお店へ。

ヤマメもおいしいし、天ぷらもおいしかったのだが、やはり天益に行きたかった!
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# by nari0000000000 | 2010-05-08 21:46 | 山歩き

甲武信岳

2010年4月10日(土)
11:30梓山→12:30毛木平→14:30十文字小屋→武信白岩山→18:30ビバーク地

2010年4月11日(日)
7:00ビバーク地→三宝山→9:00甲武信岳→甲武信小屋→11:20木賊山→
徳ちゃん新道→13:30西沢渓谷入口

信濃川上駅から川端下行きのバスに乗る。乗客は我々と部活にいくらしい
中学生とおばあちゃんの四人だけ。
がら空きの車内で車窓から川上村の畑を眺めながら揺られていると、
ついついうとうとしてしまい、すぐに梓山のバス停に到着。

毛木平までレタス畑の中、舗装された道路をまっすぐ歩く。
青空の下、風がすこぶる気持ちいい。

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毛木平までの道路


このあたりの夏の風景が好きだ。レタス畑が一面に広がり、緑と青と農作業をして
いる人がいるだけの風景。

前にこの辺りを歩いていると農作業をしている人のラジオから吉田拓郎の「結婚しようよ」
が流れてきた。なぜだか妙に夏のその風景に似合っていて、この辺りを通るたびに
「結婚しようよ」が頭の中を流れ出す。

mt_hanterさんと山や旅行やラーメンの話などをしながら歩いていると、思ったより早くに
毛木平の駐車場着いた。

駐車場では沢屋さんたちが支度をしていた。挨拶をして少しお話をする。年季の入ったボコボコ
のビリー缶がかっこいい。それにしても家庭用のカセットガスコンロを持ち上げるのか?さすがである。
お酒もたぶん大量に持って上るのだろう。

毛木平から十文字峠に向かう。急坂。日頃の運動不足と不摂生がたたってすぐに息があがる。
時々立ち止まりつつゆっくりと歩く。立ち止まると風が気持ちいい。誰もいない。
この時期の奥秩父はやはり静かだなあと嬉しくなる。


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千曲川源流部 水は綺麗が砂でけっこう埋まっている

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カラマツの絨毯 歩くと気持ちよく足早になる


十文字峠で一服し、水を汲みにいく。日が暮れるまでにはまだだいぶ時間がある。
ここで止まってしまうのはなんだかもったいない。甲武信岳に向けて先に進むことにする。


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十文字小屋の表札がかっこいい

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水3リットル確保 
プラティパスのキャップをなくしたのでダイドーのなんかのペットボトルのキャップで代用

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十文字出てすぐ ここでアイゼンを装着

大山に出るとやっと展望が広がった。やはり尾根歩きはこうでなくては!
と思った矢先にすぐ樹林帯に、、その後もそれの繰り返し。

そろそろ日も暮れかかってきたので寝床を探しながら歩く。なかなか手頃なところが見つからない。
狭いがなんとか寝れるかなというところが見つかったが、この先すぐにもっと快適なところ
があるような気がしてならない。もう少し先へ進んでみることにする。


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クサリ場 mt_hanterさん
雪に埋もってクサリが使えなかったが、アイゼンの爪先を岩にかけるよい練習になった

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大山のあたり 展望ひろがる

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ジャンダルム・・・ではない


武信白岩山を過ぎたあたりでだいぶ暗くなってきたので、これから先、最初に見つかった
平らなところを寝床しようと決めた。決めてすぐによい寝床が見つかる。

先ずは残雪を掘ってビールを冷やす。そしてオレンジを切って食べる。
疲れた体にフルーツはやはりうまい!

テントを設営しようとすると、mt_hanterさんは「ゴロ寝でいいや」と言う。
雨も降りそうにないし真似して僕もゴロ寝とする。

床は凍っているのか溶けているのかよく分からない状態。でもまあグランドシートを敷くから
問題ないだろう。準備はすぐに終わった。なにせシートを敷いてシュラフを出すだけだから簡単。
朝のテント撤収の作業がないと思うとすごく気が楽だ。

きんきんに冷やしたビールで乾杯。7、8時間の行動時間だが疲れきっていたので
ビールが体に染みる。ビール1本、真澄1本ではまったく物足りない。

晩ごはんも食べたしお酒もなくなったし、何より寒くなってきたので早めにシュラフ
にもぐり込む。

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森に抱かれて眠る 少し荷物を広げすぎたか、、


夜半、風の音で目を覚ます。目を開けると木々がかなり揺れている。
上は風がだいぶ強いようだ。でもここは樹林帯、安心してまた目を閉じる。
気になってなかなか眠れなかった風の音もいつしか子守歌に変わり、
気がつけば朝だった。

気持ちの良い朝。風もほとんどない。ささっと片付けを済まし、甲武信岳に向かう。
すぐに山頂に着く。ここまで誰とも会わず、山頂も誰もいない。静かだ。


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甲武信岳山頂より

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富士山は頭は雲の中


ひとしきり写真と動画を撮って甲武信小屋の前のベンチで一休み。
そういえば二年前、ここでchill_chillさんと出会ったのだ。
あれから何回一緒に歩いただろう。
雪に半分埋まった小屋の扉を眺めながらそんなことを思うとなんか感慨深いものがあった。


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甲岳信小屋


徳ちゃん新道に向かう途中、一組のカップルとすれ違う。徳ちゃんへはトレースが分かり
づらいから一度木賊山に上ったほうがよいとのこと。木賊の斜面についたその人達の
トレースを辿っていく。

木賊の斜面は雪がまだけっこう残っており、腰まで埋まってしまうこともあった。
また、低い木が邪魔で歩きにくい。
大変だなーと思いながら辿っていったが、途中でトレースが切れた。
少し戻ってトレースを探してみるが見つからない。
mt_hanterさんが先頭を代わり、道を開拓してくれた。
その後を追ってすぐに登山道に出る。


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トレースなくなる


徳ちゃん新道を下る。雪のない幹がむき出しの道で重登山靴はとにかく歩きにくい。
トレランシューズだったらどんなに楽だったろうと思いながら、転ばぬようゆっくり歩く。

西沢渓谷に着いて、蒟蒻館に寄る。先ずはつき出しの蒟蒻をつまみに冷えたビールで乾杯。
ずっと水飲むのを我慢していた甲斐があって美味すぎた!
そして蒟蒻ざる蕎麦定食を食べる。蒟蒻の入った蕎麦と蒟蒻のみそ田楽と蒟蒻刺身と
蒟蒻ゼリー。どんだけ蒟蒻使ってんねん!と思った。おいしかったけど。

満腹になってバス停にいくと発車時間までまだ30分以上ある、バス停前の
茶屋でビール飲んで待つことに。つまみに漬物を頼むと、おばさんが
「うちの蒟蒻の刺身はおいしいから蒟蒻のほうがいいよ」と薦められ、また蒟蒻を食べることに。
でもここの蒟蒻のほうがおいしかった。

もう今年は蒟蒻食べなくていいなと思った。
こんなに「蒟蒻」という文字を打つことも、この先もうないだろう。
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# by nari0000000000 | 2010-04-17 20:12 | 山歩き

石尾根

2010年3月27日(土)
14:00奥多摩駅→14:15奥多摩むかしみち→16:20六ツ石山登山口→
トオノクボ→18:50六ツ石山→20:10城山(幕営)

2010年3月27日(日)
6:00城山→7:20鷹ノ巣山→7:45避難小屋→8:40日陰名栗峰→
9:20高丸山→10:20七ツ石小屋→12:10七ツ石山登山口→12:30鴨沢

奥多摩駅でchill_chillさんと待ち合わせ。
僕はどこで間違ったのか、電車を1本乗り遅れ、15分ほど遅刻。

ヨモギ尾根より石尾根に上る予定であったが、丹波行きのバスを逃がし、
次のバスを待てば、よく分からないヨモギ尾根の途中で暗くなってしまうため、
奥多摩駅から歩いていける六ツ石への登山口から入ろうということになった。

まだ支度中であったが、まずは駅前の餃子屋天益にご挨拶。
これから登ることを伝えるとオレンジを持たせてくれた。「重くなるかな?」と心配してくれたが、
いやいやとんでもない、ありがたい!

六ツ石への登山口はむかし道の途中すぐにある。chill_chillさんJETBOILの
ハンギングキット
の話題で盛り上がっているとあっさり登山口を見つけ逃がす。

気付けば登山口をだいぶ過ぎてきてしまっている。折り返すのも悔しいので
そのままむかし道を奥多摩湖まで進む。JETBOILのハンギングキット、僕はテント内でよくコッヘルをひっくり返すし、
テント内に吊るすことができるならならかなり良さそうだ。おまけに今より燃料少なくて済むし。


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いただいたオレンジ

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奥多摩むかしみち

むかし道を出て六ツ石山登山口をいく。途中からけっこう雪が多くなってきた。
積雪は5~6cmぐらい?足周りはmontrailハードロックとモンベルショートスパッツ
だったが、けっこう靴の横から雪が染み込んで靴下を濡らしてしまった。
替えの靴下2足あるのでまあいいのだけれど、濡れるのは気持ちのいいものではない。
今度はゴア靴下かハードロックの横の通気のための穴をSILNETで埋めるかしたい。

月が出だしてからもけっこう明るく、ヘッドランプなしで開けたところまで出ることができた。

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月が出だす

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開けたところに出る

暗くなってから遠く街の灯りが見えた。青梅の街だろうか。
夜景をみても綺麗と思ったことなどこれまで一度もなかったが、この時は夜景を
見ながら歩くのも贅沢な感じがしてよいものだと思った。

水根・六ツ石の分岐あたりでまあまあ平らなところがあったので幕営するか相談。
もうすぐ六ツ石山の山頂だし、あの辺りだともっと快適な幕営地が期待できるだろうと
もう少し先へ進もうということになった。
六ツ石山でタープを張っている方がいた。綺麗に張っててかっこよかった。

そのまま六ツ石を越えて城山に登ったあたりで疲れも限界。
けっこう平らなところがあったので、そこで幕営。
まずはいただいたオレンジを切って食べる。とてつもなく美味い!
山で食べるフルーツが美味いことをしばらく忘れていた。これからは
多少重くても1つぐらいは何かフルーツを持ち歩きたいところ。
食事は簡単におにぎり、柿ピー、するめなど。缶ビールと澤乃井はすぐなくなった。
chill_chillさんが食べていた、ペミカン入りミネストローネラーメンを一口もらうが、
これがむちゃくちゃ美味い!文字面からするとなんて食べ物かと思うが、これはいい。
真似しようと思う。


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城山の幕営地


次の朝早いため、すぐに就寝。


翌朝、まずは鷹ノ巣山に向かって出発。鷹ノ巣山を登る途中で雲海に浮かぶ富士山を
見る。だいぶ白ぼけているが綺麗。奥多摩で雲海の上を歩いたことがなかったので、
なんかもっと高いところにいる気分になった。

鷹ノ巣山山頂でトイレの限界。急いで避難小屋まで降りる。避難小屋からはだいぶガスが濃くなった。
名栗で一服し、高丸山へ。高丸山の登りがかなりきつかった。


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出発の準備

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鷹ノ巣山へ

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鷹ノ巣山山頂

七ツ石小屋の前でカップヌードルカレーの昼食。ペミカンをわけてもらう。
カップヌードルにもペミカン効果絶大。濃厚カップヌードルは疲れた体に染み渡った。


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七ツ石小屋へ

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ペミカン入りカップヌードル

鴨沢に下山するがバスはしばらく来ない。深山橋までいけば小菅からのバスに乗れるかと思ったが
ここでもかなりの待つことになる。仕方なくタクシーを呼んでもえぎの湯へ。

入浴後は天益へ。他にお客さんはおらず、久しぶりにゆっくりおじさん、おばさんと喋れた。
この日も色々食べて、どれも美味しかったが、フキ味噌がシンプルな味でとにかく美味かった。

はやくまた天益にいきたい。
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# by nari0000000000 | 2010-04-04 22:03 | 山歩き

赤岳

2010年3月20日(土)
13:15美濃戸口→14:30美濃戸山荘→16:45赤岳鉱泉(テント)

2010年3月21日(日)
11:00赤岳鉱泉→11:30中山乗越→11:45行者小屋→地蔵尾根→12:30地蔵尾根途中
折り返し→13:15行者小屋→13:35中山展望台→赤岳鉱泉

2010年3月22日(月)
7:30赤岳鉱泉→8:00行者小屋→9:10地蔵の頭→9:30赤岳展望荘→10:00赤岳山頂→
文三郎尾根→11:45行者小屋→赤岳鉱泉


【一日目】
前夜のパッキングに夜遅くまで手間どってしまい、朝早く起きられなかったせいで
かなり遅い出発となってしまった。午後になって美濃戸口からの入山。

天気予報ではこれから大荒れになるとのことだったが、空を見る限り悪天の兆しは
ない。こんな事なら早出でさっさと登るのであったと思う。でもまあいい、
部屋でうだうだ過ごすより停滞で小屋飲みしているほうがどれほどよいか。

美濃戸口の山荘前で瓶のコーラを飲みながらかなりゆっくり休憩したため、
他の登山者からは出遅れ、林道はずっと私だけ。静かだった。

冬にはあんなに多かった雪もほとんどなくなっており、もうすっかり春の様相。
肌着一枚でも歩いているとすぐに暑くなり大量の汗をかく。

汗をかきかき美濃戸山荘に着く。ここでアイゼンを装着。少し登ると雪が現れる。
空気も少し冷たくなり、風が吹くとすーっと汗がひいていくのを感じて気持ちが
いい。音といえば風と笹の掠れる音だけ、立ち止まって深呼吸したくなる。


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美濃戸山荘過ぎてから


大同心が姿を現したとき一気にテンションが上がる。やはり大同心、かっこいい!
ひとしきり写真を撮り、赤岳鉱泉に到着。


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テントを設営し、既に赤岳から下山し今夜小屋泊のHMZさん、SZKさんに挨拶。
天気は良かったが稜線上はかなり風強かったとのこと。
私は1月にも赤岳に登ろうとして強風にて敗退している、風でまたも登れないかと心配になる。

テントを設営しようとテン場に向って、すぐにmt_hanterさんらしき方を発見。
blogで見たザックですぐに分かった。mt_hanterさんnut'sさんと挨拶し、
3人でテント設営。

3人でテント場で一杯やっていると、大同心が夕日に赤く染まっていく。大同心ファンにはたまらないものがあった。私もいつかアルパインに手を出し取り付いてみたい。


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大同心

お二人と一緒に出発したというwander_zさんがなかなか到着しない。お二人が到着してからもう1時間以上経っている。
ここまではこれといって危ない場所はないが、、何かあったのではないかと心配になる。
お二人に聞くと途中で幕でも張って寝てるのだろうとのこと。
それを聞いて、冬の鳳凰の稜線上でゴロ寝するようなお方だ、まった要らぬ心配かと思った。

小屋の自炊場に移動して飲んで、消灯時間近く、そろそろお開きという時間になってwander_zさん現れる。
道中色々あったとのこと。何はともあれお会いできて良かった。

飲みすぎたため酔ってしまいテントに戻ったらすぐ寝てしまった。


【二日目】
夜通し降り続いた雨も朝方雪に変わり、外は真っ白、風も強い。

二度寝、三度寝でゆっくり寝て、遅めの朝食。天候は優れないものの行けるところ
まで行ってみようということになり4人で赤岳鉱泉出発。


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朝食 ベーコンチーズきゅうりパン ベーコンは火を通さなくてもよかった

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B.D.村をあとに


すぐに中山乗越に着く。wander_zさんmt_hanterさんは石尊稜より横岳に向かうため、ここでお別れ。こんな時期のバリエーションなんて怖すぎる、、ご無事をお祈りする。
それにしてもザックにリッジレストをつけたアルパインスタイルの人なんて初めて見た。これが、新ジャンル、ULアルパインハイカーの姿か。かっこ良すぎる!


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ULアルパインハイカーの後ろ姿

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中山乗越にて


nut'sさんとともに地蔵尾根をいく。稜線上は風でゴオゴオ音が鳴っているが、樹林帯は静かなものだ。

ザックにはテルモスとカップラーメンぐらいしか入っておらず、荷はかなり軽いのに
息が上る。体力ないなと感じる。

尾根上に出たところで、下山してきた方に上の天気をたずねると、風強く引き返した
ほうがよいとのこと。視界悪いし無理して登っても何なので下山することにする。


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尾根上に出たところ nut'sさん

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産まれたての子牛のような格好の私

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地蔵の頭より下 ここで折り返し下山


下山したとたんに明るくなり晴れ間が出だす。いつもこうだ。でもこれは思わせぶりである。
こういう美人局に何度やられたことか。後ろ髪を引かれつつもどんどん降りる。


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晴れてくる


行者小屋まで降りると大同心も赤岳も阿弥陀もみんな姿を現している。雲がすごい勢いで引いていく。
稜線からは雪煙が立ち上り、壮大な景色だった。
展望台に上がり、wander_zさんmt_hanterさんの取り付いているところを見れないかと横岳の方を探してみるが、見つけられない。


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展望台から

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展望台から

赤岳鉱泉に戻り昼食。カップラーメンが体に染みる。

nut'sさんは下山のためお別れし、
テントで一人飲み出すが、真澄のワンカップ一杯あけただけで眠くなり寝てしまう。


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男のおつまみ コンビーフきゅうり


どれぐらい眠っただろう。テントの外で私の名を呼ぶ声で目を覚ます。mt_hanterさんではな
いか!ご無事で何より!やはり天候悪化のため途中で引き返してきたとのこと。
自炊室に移動し一杯やる。もうバスもない時間だったが、ナイトハイクでお二人は美濃戸に下山。

またテントに戻り、真澄を飲みながら今朝までの4人でのB.D.村生活は本当に楽しかったなと振り返る。
すぐに寄ってまたすぐ寝てしまう。

【三日目】
朝、テントのファスナーを開けると雲ひとつない青空。急いで支度をする。
下山してからすぐテントを撤収できるよう、いつもなら出かける前にシュラフ等
テント内のものは全て片しておくが、このときは何も片付けずさっと身支度だけして出発。


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出発前

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阿弥陀岳の雪煙


地蔵尾根をいく、昨日引き返したところまできて振り返る。素晴らしい景色ではないか。
なぜか息も上らないため、まったく休憩せずぐんぐん高度を上げる。


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地蔵尾根から


地蔵の頭に出たとき、富士山が目に飛び込む。アイゼンもピッケルもよく効いたのでここまで怖かったという
こともない、富士山なんて何度も見てるではないか、なのになぜか涙が出てきた。

よく分からない感傷に浸ってる場合ではない。先に進まねば。天気は良くても、さすがに稜線上はけっこうな
風。目出し帽から出ている肌を冷たい風が突き刺す。ゴーグルをつけたいところだがテントに忘れてきてしま
った。仕方なくサングラスにして、目出し帽で口を覆い、吐く息で目の周りを暖めて歩く。

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富士山

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赤岳へ


山頂より下山してきた人とすれ違うたび、「最高の天気ですね」と挨拶を交わす。
挨拶し言葉を交わすのが楽しすぎる。

山頂は360度大パノラマ。空気も澄んでおり北アルプス、南アルプス、中央アルプス
みんなはっきり見渡せる。


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山頂より

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山頂より


文三郎尾根を下る。最初、急峻で冷やっとするところもいくつかあった。
前を向いたまま降りるからいけないのだ。
すぐに急なところはピッケルをぶっ刺し、後ろ向きになってアイゼンの爪を毎回
強く蹴り込んで降りるよう降り方を変えた。そうしたら急なところもなんでもなくなった。

行者に降りてほとんど飲んでいなかったポカリスェットをがぶがぶいく。
そして雪上で至福の一服。あと一回、このようなタバコを吸えたら禁煙しようと思いながら。


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もうすぐ行者

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至福の一服


赤岳鉱泉に降りて急いでテントを撤収し美濃戸口へ下山。あと5分というところでバスを逃がす。
美濃戸山荘前でのんびりしてる場合じゃなかった。
仕方がないので八ヶ岳山荘で風呂に入ってのんびりバスを待つことにした。
温泉ではないものの湯が有難い。

帰りのバスの車窓から眺める南アルプスが雄大だった。中でも甲斐駒が群を抜いて
かっこいい。後ろの席のおじさんに「甲斐駒は黒戸尾根から登らないとその良さは分からない」
と言われた。そんなこと言われたら、行くしかない。

待っててよ、甲斐駒さん!
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# by nari0000000000 | 2010-03-25 01:13 | 山歩き

高水三山

2010年2月28日(日)
11:00軍畑→11:50高水山登山口→13:00常服院→あずまや(昼食)→
14:20高水山→14:50岩茸石山→15:30惣岳山→軍畑

メンバー:HMZさん、STAさん、NAOさん、私の4人

行きの電車の中でデジカメ、携帯の替え電池、ナイフやマルチツール等、
とにかく小物一切合切をいれたウェストポーチを忘れてきたことに気付く。
そのため写真を撮れなかったが帰ってきた後、HMZさん、STAさんに送って
もらって、このブログに使わせてもらっている。

朝からかなり降っていた雨も軍畑の駅を降りる頃には小降りになっていた。
レインウェアは着ず、ザックカバーも付けずに出発。

登山口までの小川沿いにはフキノトウや蝋梅や福寿草の花が咲いており
春を感じた。蝋梅も福寿草も教えてもらってこのとき初めて名前を知った。

その他色々な花が咲きはじめていたが、どれも毒草とのことで、
「秋の七草」ならぬ「悪の七草」を探しながら歩こうということになった。

こう毒草ばかりが残るのは鹿が増えすぎて毒草以外をみんな食べてしまった
からだという。林道が整備され、鹿の交通の便もよくなったため増えすぎたのだそう。
とにかく林道や砂防ダムや治山工事で山や川をこねくり回すのは、動物や植物の
生態系崩れるわ、渓魚は減るわで自然にとってろくなことないのだろう。

常服院まで霧の濃い中、静かな登山道を歩く。我々の他に登山者はおらず。

常服院から少し登ったところの尾根上に東屋があったので、そこで昼食とした。

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ハムをフライパンで焼いて、きゅうり・レタスとパンに挟んで食べた。
その他、チーズとクラコット、豚肉の味噌着けなどを食べたがどれも
むちゃくちゃ美味かった。

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腹を満たしたところで高水山に向かう。山頂まではすぐ。
山頂は依然曇り空で展望はなし。

岩茸石山のピーク手前で急に空が明るくなり、ガスが晴れてきた。
雲の中から稜線が姿を現す。かっこよかった。

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惣岳山を越え軍畑に下山。「悪の七草」は六草にて終了。

僕は名前を聞いてもすぐ忘れるため、後から教えてもらったところによると、

フクジュソウ、ヒガンバナ、アセビ、ミヤマシキミ、ユズリハ、ナンテン

が六草。

軍畑には温泉がないため、奥多摩まで戻ってもえぎの湯へ。
いつも混んでるもえぎの湯だが、この日は閉店ぎりぎりのため静かに温泉に浸かれた。

温泉後はやはり奥多摩来たときのド定番、餃子屋「天益」へ。澤乃井の「一番汲み」が
あるということでそれを呑む。餃子もレバカツもみんなうまかったが、この日は
フキ味噌が特にうまかった。よくみやげもの屋で売られてるフキ味噌は甘くてあまり
好きではないのだが、このフキ味噌は甘くなく味噌とフキだけのシンプルな味だった。

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早く次の奥多摩、次の天益にいきたい。ボトルもあるし。
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# by nari0000000000 | 2010-03-11 02:18 | 山歩き