人気ブログランキング | 話題のタグを見る

アウトドア日記


by nari0000000000

縞枯山

日程:
2010年2月20日(土)
 12:00渋ノ湯→13:45高見石小屋

2010年2月21日(日)
 7:30高見石小屋→9:00麦草ヒュッテ→10:10茶臼山→10:40展望台11:15
 →11:50縞枯山→12:30縞枯山荘→12:55山頂駅

メンバー:STNさん、NKMさん、私の3人

縞枯山_d0111124_1222038.jpg

縞枯山から

とにかく良い天気だった。二日間、気温は高いし、風も少ない。快適そのものだった。

前日まで風邪で咳き込み、山中で体調崩さないか心配しつつ出かけた今回の北八ツだが、
不思議なもので歩いてるうちに体調はどんどん良くなっていった。そして帰ってきてから
また体調悪くなった。

縞枯山_d0111124_1242965.jpg

高見石までの登り

縞枯山_d0111124_1261925.jpg

高見石までの登り

一日目は渋ノ湯から高見石小屋まで。着いたのは午後2時前。
道はしっかりしてるだろうと思いつつも夏山のコースタイムの1.5倍ぐらいはみていたので、
予定よりかなり早い到着となった。

縞枯山_d0111124_1283287.jpg

B.D.レベレーション35L 今回はじめて使った

とりあえず小屋に入りビールで乾杯し、つまみに生ハム・アボガド・KRAFTチーズの
クラッカーを作ろうしたが、クラッカーのクラコットを忘れてきてしまったことに気付く。
残念だった!このつまみはクラコットなしでははじまらない。今度は絶対忘れない
ようにしたい。

ビールの後は、NKMさんにニセコみやげに頂いた國稀を飲んだ。
山で日本酒のおみやげなんてむちゃくちゃ嬉しい、そして美味かった、國稀。
その後は八ヶ岳ド定番の真澄のワンカップを飲んで、夕食前には
かなりいい気分になった。

夕食後、外に出て星をみた。有名どころの星座勢ぞろいで感激した。

小屋に戻って、岩魚の燻製でどぶろくをちびりちびりやった。
小屋のどぶろくは少し発泡しててかなり美味かった。
しかし岩魚の燻製、夏につくってこの季節まで持つとはすごい。
この時は今年は自分でもつくってみたいと思ったが、やはり止める。
岩魚を食べるのは夏の源流の楽しみとして取っておく。

岩魚の燻製とどぶろく
縞枯山_d0111124_130339.jpg


小屋の暖かい暖炉の前で寛いで飲んで、昨年この小屋の前でテント泊
したときのことを思い出す。このときはよくもこんな寒い中、
外で寝れものだと感心した。テントから頭出してフライパンで肉を炒めて
いたのが懐かしい。

翌朝6時起床。朝ごはんをゆっくり食べたため日の出を見るのは
諦めていたが、外に出てみるとまだ朝焼けに間に合いそう
だったので、急いで高見石に登る。朝日差す雲海が素晴らしい!

縞枯山_d0111124_1333878.jpg

高見石から

縞枯山_d0111124_1343428.jpg

高見石から

縞枯山_d0111124_1354644.jpg

高見石から

7時半、高見石小屋を出発し丸山経由で麦草峠に出る。麦草ヒュッテ前で
紅茶を飲んで一服。このとき、パイプをくわえた髭面のおじさんがいた。
かっこいいので今度、僕も真似しようと思った。ニッカ、ハンチング、パイプ、
いつかそんな格好で歩いてみたい。

麦草峠から縞枯山の展望台に登り昼食。カップヌードルカレーを食べた。
食後、雲ひとつない青空を見上げ、青と白の世界に改めて感動した。

縞枯山_d0111124_1391030.jpg

縞枯山から

縞枯山_d0111124_1403687.jpg

昼食

縞枯山からピラタスロープウェイ山頂駅に降り、バスで親湯までいった。

縞枯山_d0111124_1421710.jpg

縞枯山荘前

そして、親湯で財布がないことに気付く。僕の携帯の電池は切れているため、
STNさんにバス会社に連絡してもらい、連絡待ち。
心配だったが気持ちのいいお湯だった。

湯上りに財布あったとの連絡がきた。むちゃくちゃほっとした。

茅野駅までいって駅前の蕎麦屋で財布見つかった祝いをした。電車ぎりぎりまで
飲んで、あずさで帰宅。

今回の北八ツは快適すぎて本当に帰りたくなかった。もう10泊ぐらいしたかった。

テント山行は好きだが、たまにはこういう軽い荷物の快適山行もいい!
かなり楽しかった。
# by nari0000000000 | 2010-02-24 01:51 | 山歩き

根子岳B.C.

2月6日(土) 峰の原高原スキー場
2月7日(日) 根子岳(避難小屋まで)

根子岳B.C._d0111124_044833.jpg


先週の土日は一人で峰の原へ。土曜は悪天のためリフトが止まり、あまり練習できなかった。

夜、ペンションでご一緒したKさんに誘われ、翌日に根子岳にいくことになった。
僕はゲレンデでもろくに滑れないのでオフピステなんて無理と最初辞退していたのだが、
この日泊まられていた方々みんなでいくというので、やはり僕も行きたくなり連れていって
もらうことにした。

翌朝8人で出発。僕はもともとこの日もゲレンデのつもりだったので食べ物は持っていなかった。
水を入れるものもないので、自販機でゲータレードを2本購入。

須坂青年の家の横でスキーシールを取り付け入山。視界はあまり良くないので行けるところまで
というとでトレースを辿っていく。

ゲレンデの音楽がどんどん遠ざかっていくにつれ、ああー山に入っていくのだなと気分も
楽しくなってくる。

根子岳B.C._d0111124_025796.jpg


ゴルフ場の中でトレースが消えたため、みなで交代しながらラッセル。
僕もラッセルしたが、スキーを履いててもやはりラッセルは大変。
薄手の手袋を持っていなったので、グローブ内は汗でぐっしょり。
やはり登りに薄手グローブは必携。休憩時に飲んだゲータレードの美味さが忘れられない。

ゴルフ場から登山道に出てからはしっかりした道だった。ここからは人も多かった。

避難小屋に着いて昼食。僕が食べ物を持っていないということで、みなさんから
パンやクッキーやチョコレート等、色々いただいた。
何も持ってきていない僕が一番腹膨れたのではないか、、

昼食を終えるといい時間だったので、山頂は目指さず小屋前から登ってきた方面へ
滑降しようということになった。

まずはKさんから。うまい!続いたAさんもすごいうまい!
そしてパウダーの中でテレマークターン、かっこよすぎる!

僕はゆっくりボーゲンで降りようとするが、かなりふわふわでどう体重を乗せていいか分からなく、
迷ってるとすぐ転んでしまう。しかも一度転んだらふかふかすぎてなかなか起き上がれない。

なんとかみなさんの待ってるところまで滑っていって、次はゴルフ場のほうへ。
吹き溜まりがたくさんあり、何度か吹き溜まりにはまってしまう。
胸まで浸かってしまい、アリ地獄のようだった。

最後までゲレンデ内を通ることなくペンションに到着。ビールが最高に美味かった。

初めてのオフピステであったが、とにかく何もできなかったのが悔しい。
テレマークターンなんてまだ先の先の先と感じた。
でもああいうふわふわなところを自由に滑り降りれたらどれだけ楽しいものかと思った。

何より思うことは、こんな初心者の僕をツアーに参加させてくれ、待たせまくったり
したのに、親切にアドバイスなどしていただいたみなさんに本当に感謝である。
みなさん、なんか余裕あるし優しいし、僕もこんな大人になりたい!と思わされた。
もう充分大人の歳だが。

滑降コースのマイマップ
# by nari0000000000 | 2010-02-12 00:08 | テレマークスキー

奥多摩

メンバー:Nさん、私の2人

2010年1月31日(日)
9:00二俣尾→11:30日の出山12:00→12:50御岳山→14:50御岳山登山口→15:40もえぎの湯

奥多摩_d0111124_0365734.jpg

日の出山から

奥多摩へハイキングにいってきた。とても暖かく1月とは思えない陽気だった。

二俣尾から日の出山、御岳山を経由して奥多摩駅に降りるコースで、
一応1000mぐらいのところを通るからアイゼンを持っていったが雪は一切なかった。
アイゼンはザックの中だからいいものの、ピッケルやワカンを持っていってたら
相当恥ずかしい思いをするところだった。

しかし、よく歩いた。いつも自分の歩いた距離を測ることがあまりなかった
が、今回はandroidのGPSアプリであるMy Tracksを使って測ってみた。

奥多摩駅に着く手前で携帯の電池が切れてしまい正確には測れなかったが、
My Tracksで記録できたのが、16.2km。そこから奥多摩駅まで約2kmなので
18kmぐらい歩いたことになる。

自分の歩いたデータを知るのはちょっと面白い。電池の消耗が激しく、長い山行では
できそうにないが、一泊ぐらいの山行であればこれからもMy Tracks使って遊びたい。

奥多摩_d0111124_2140221.jpg

樹齢500年のコナラ

奥多摩_d0111124_0403695.jpg

奥多摩のまちが見えてきたところ

下山後、温泉に入った後は駅前の餃子屋「天益」へ。
天益にいくといつも楽しい思いをするが、この日も濃い常連さん
ばかりで相当楽しかった。全席、山の人で占められていたところが
すごい。

某山荘のKさんは酔っていたので僕たちのこと覚えてないかもしれないが、
いいちこ持って近いうち遊びにいく。

某小屋のKさんたちも覚えてないかもしれないが、また行ったときにこの時の
こと話そうと思う。

飯豊、朝日に詳しい方々とも知り合った。今年絶対連れてってもらう!

料理はみんな美味かったが、その日獲ったという鹿肉のレバ刺と
心臓刺が美味かった。こんなのを食べることできたのは貴重な体験だ。

あと、主人の駄洒落をあまり聞けなかったのは残念だった。

帰りの電車で山岳救助の方にストック使ってるとバランス感覚が鈍ると聞いた。
聞いてなるほど、僕もそんな気がする。
重い荷物や長距離で膝痛が心配なときには持つとしても、これから普段の山行では
あまりストックは使わないようにしようと思う。

この山行のマイマップ
# by nari0000000000 | 2010-02-02 00:58 | 山歩き

峰の原高原スキー場

日程:
1月16日(土)
1月17日(日)

メンバー:STNさん、私の2人

峰の原高原スキー場_d0111124_1325231.jpg


三度めのスキー。今回こそ緩い斜面でテレマークターンを目標に
峰の原高原スキー場へいってきた。

ようやくテレマークターンのやり方が分かってきた。

・体重が後ろ足に乗らない
・思う方向に曲がらない
・板が平行にならない

が問題点だったが、レッスンで完全にしゃがむまで腰を落として
ターンする練習をしたことで後ろ足に体重が乗るようになった。

曲がらなかったのは曲がる方向に顔を向けていなかったことが
原因だった。一番腰を落とした段階で次の進行方向に顔を向けると
自然に曲がるようになった。

板が平行にならないのは下を向いていたことが原因だったようだ。
下を見ることで前足に体重がかかっていた。
顔を上げ気味にすることで板が平行になりやすくなった。

あと、曲がる方向側のストックに意識を集中すると、曲がる方向に
体が傾きやすくうまくいくことが多かった。

ああー、早くスキーにいきたい。。


峰の原高原スキー場_d0111124_134526.jpg

根子岳
# by nari0000000000 | 2010-01-21 01:35 | テレマークスキー

硫黄岳

メンバー:Kさん、私の2人

2010年1月10日(日)
11:30美濃戸口→12:40美濃戸山荘13:10→14:00堰堤広場→15:00赤岳鉱泉

2010年1月11日(月)
06:45赤岳鉱泉→08:15赤岩の頭→08:45硫黄岳山頂→09:05硫黄岳山荘→
09:30硫黄岳山頂→10:10赤岩の頭→11:00赤岳鉱泉12:30→13:30美濃戸山荘
→14:30美濃戸口

昨年夏、北アルプスで知り合ったKさんと新年会をやり、その週末に
赤岳にいこうということになった。

赤岳は僕の冬山レベルからすると少し心配だったが、危ないところが
あればアンザイレンするということで行くことにした。

前日、カモシカスポーツにハーネス・カラビナ等を買いにいった。

お会計のときにくじ引きをして割引してくれるキャンペーンをやって
いた。最大40%。

気合を入れてくじを引くと40%OFFが当たった。かなり得をした。
でももっと買っとけばよかった!

続いてSTNさんも40%OFF。STNさんはザックなど買っていたので
そうとうラッキーだ。

これはついているため、翌日からの赤岳にも期待が膨らんだ。

当日、Kさんと茅野駅で待ち合わせ、バスで美濃戸口へ。
バスからみると山のほうはどこもガスがかっている様子。
美濃戸口も雪が降っていた。

美濃戸山荘を越えたあたりからだんだん天気がよくなってきた。

大同心が雲から姿を現したときは、かっこいいと思った。


硫黄岳_d0111124_1185979.jpg

美濃戸山荘へ

硫黄岳_d0111124_120242.jpg

大同心


美濃戸口から赤岳鉱泉までは大した登りもなく、道もしっかりして
いたが、けっこう疲れた。

今回、テントはKさんの3~4人用テントに泊まるため持っていないし、
天気良さそうということでワカンも持っていないのだが、それでも
荷物が重かった。普段よりだいぶ軽いはずなのだが。

赤岳鉱泉のアイスキャンディーにはたくさんの人が取り付き、
アイスクライミングに興じていた。


硫黄岳_d0111124_1213664.jpg

アイスキャンディー


テント場もかなりの賑わい。色とりどりのテントが並ぶ。

テントを設営し、さっそくビールで乾杯。ゆっくり飲んで、その後、
テント内でキムチ鍋。大きいテントだったので、テント内でも
ゆったり鍋ができた。今までソロテントしか経験なかったが、
大きいテントもいいなと思った。体温のせいでテント内が暖かいのが
いい。そのせいで夜もぐっすり眠れた。

あと、燃料に余裕があったのでガスストーブを暖房がわりにできた。
鍋でかなりついた結露もガスストーブでかなり乾かすことができた。
これは今までやったことなかったことで、これからは燃料多めに持ち、
真似したいと思った。


硫黄岳_d0111124_1223975.jpg

キムチ鍋


翌朝、日が出だす頃に出発。地蔵尾根で硫黄岳に出てから赤岳目指す予定。

稜線に出たときは景色よく気持ちよかった。


硫黄岳_d0111124_1241437.jpg

赤岩の頭あたりから

硫黄岳_d0111124_1245229.jpg

赤岩の頭あたりから


赤岩の頭から風が強くなりだし、硫黄岳山頂ではすごい風。

爆裂火口を覗き、記念撮影をして、早々に硫黄岳山荘に向かう。

風はどんどん強くなっていき、山頂から硫黄岳山荘までいくときにも
何度かよろける。


硫黄岳_d0111124_1263046.jpg

爆裂火口

硫黄岳_d0111124_1273065.jpg

硫黄岳山頂より赤岳


硫黄岳山荘前で休憩し、赤岳に向かい出発。少しいったが風が弱まりそう
にない。すぐにKさんが引き返そうと判断。私は岩場アイゼンに慣れていないし、
私も引き返すことに賛成。


硫黄岳_d0111124_1284010.jpg

山荘前には雲海が広がっていた


硫黄岳山頂を越え、赤岩の頭まで戻ったら風はやんでいた。日も差して
かなり気持ちがいい。ゆっくり休憩をとった。赤岳までいくつもりなので
行動食もいっぱいある。快晴の雪の上でポカリスエットとカロリーメイトメープル味
とオールブランメープル味、かなり美味かった!

赤岳鉱泉まで戻り、ラーメンとビール。

バスの時間を考えるとあまりゆっくりしていられなかったので、さっさと
テントを片付け、下山。

けっこうさくさく歩いたので美濃戸山荘でゆっくり休憩。無料でお茶と野沢菜を出してくれた。良い山荘だ!今度、何か食べようと思う。

茅野駅に着いて飲むところを探すが見つからない。駅前の焼肉屋は閉まっているし、
いつもいく蕎麦屋も閉まっている。

観光案内所にいって牛角と温泉の場所を教えてもらう。タクシーを使わねばならないが、温泉の前が牛角のため、汗を流した後に肉を食べまくれる。
ゆっくり風呂に入って、大いに食べた。

帰りのあずさではKさんも私も爆睡。

赤岳は天気が安定してから、3月にまたリベンジしたい。
# by nari0000000000 | 2010-01-21 01:28 | 山歩き