南アルプス釣行
2010年 07月 28日
日程:2010年7月17日(土)~2010年7月19日(月)
三連休。これは Fish & Peak しかないでしょ。ということで南アルプスの沢へ。
林道は土砂崩れのため通行止め。おそらく僕の入る沢に人は入っていないはず。
イワナ爆釣でウハウハ、山頂まで上がって大展望を期待していた。
本流をみるにかなり水量が多いのが気になるが、まあ、源流までいけば釣りになるだろう
と思っていた。
とりあえず入渓前にお決まりの一枚
沢の入り口まで延々とアスファルトの道路を歩いて到着。
通行止めのため釣りらしき先行者の車はなし。
こういう道からの入渓は心躍る
入渓してすぐのあたりはかなりの水量だったが先ずは竿を出してみる。
やはり反応はない。
堰堤の流れ出しもすごい水量だったが、比較的ゆっくりフライを流せる流れもあった。
水深があるのでしつこくフライを流していると白泡の中から良い型が浮いてきた。
その後も何度も流して一匹釣る。
理由はあまりないが最初の一匹はリリースすると決めているのでリリース。
というより写真を撮ろうとして逃げられた。
最初に釣った区間
これで釣れることがわかったので林道に戻って上流に向かう。
それにしても単独の沢はドキドキする。地形図は何度も眺めてどの支流も頭に入っている。
この沢を詰めたことのある方から話も聞いている。でもどこから入渓するか、どこで釣りするか、
どこでビバークするか、当たり前だが決めるのはすべて自分である。
そのことになんか高揚しながら林道をひたすら歩く。
林道がなくなったところから入渓するものの水量が多くて簡単に徒渉できない。
探せば見つかるが徒渉点を見つけるのにかなり時間がかかる。かなり戻らなければ
ならなかったり。
予定としていたビバーク地まで辿り着くには時間的に押しそうなので、この日の釣りはあきらめる。
明日水が引いたらどうせ爆釣だから今日はあまり進まないほうがいいでしょうと自分に言い聞かせて。
徒渉するか泳ぐかしないと先に進めない小さい釜に出る。
水量からしてどちらも無理なため、あきらめてその辺りでビバーク。
先に進むのあきらめた釜
イワナはないが焚き火を眺めてウィスキー舐めながら静かな夜を過ごせた。
ビバーク地から
幕はシャン1
ウィスキーの肴
翌朝、シェルターから外に出てみてがっかり。ほとんど水が引いていない。
沢での朝食はやはりソーメン 薬味はしょうがと茗荷
昨日敗退した釜まで巻き道を使って歩き、防水パックを入念にチェックし泳いでみる。
すぐに押し流されてまったく先へ進めない。あと1メートルというところなんだが。
三度試して心が折れた。水も冷たいし日も差さないし寒すぎる。
徒渉すれば先に進めるが失敗して流されると下が滝になっている。
やめておいた。
さてどうするか?山頂までいくにはこの沢を詰めるしかない。
他の沢からもいけるかもしれないが下調べもしていないしこわい。
なので山頂はあきらめた。
せめて釣りはしたいなと少し戻って分岐している別の沢に入ってみた。
地形図をみると上流はかなり広い等高線。
これはフラットなフライ向きの渓相なのでは?と期待して。
でもそのフラットなところに行くまでには滝マークがひとつ入っている。
それが心配。とりあえず行くだけ行ってみた。
こちらの沢は日が差して気持ちいい。
こちらの沢もかなりの水量 釣りにならない
滝の下をくぐったとき目の前に虹ができて綺麗だった
滝の直下から
問題の滝に到着。奥に滝が隠れているらしいが見えない。
水量すごいし、へつれそうにないし巻き道なさそうだし先へ進むのをやめた。
あきらめた滝
もうどこも先へ進めないので昨日釣ったあたりまで戻ってそこで釣りして
適当に泊まることにした。
だいぶ下流まで下って竿を出す。かなり高反応。でもけっこうバラす。
山頂までいけなかったことが残念すぎて心が乱れているせいだろう。
黒めのイワナくん
白めのイワナくん
大きな流れ出しで尺をゆうに越えるのが白泡の中から二度も出てきた。
ドラグがかかっていたのだろうか、フライに追いつかずそっぽを向かれた。
しかしデカかった。声に出してひとり言を言っていたと思う。
「これが連邦のモビルスーツか!」みたいな感じで「これが南アルプスのイワナか!」
とかなんとか。
大きなのが浮いてきた流れ出し
ラーメンを食べてゆっくり一服し心を落ち着かせてから再度釣りすることにした。
サッポロ一番全部入り
そして最後の最後に尺には届かぬもののデカイワナくんゲット。
このイワナを含め三尾もって早めのビバーク支度とする。
今回一番大きかったイワナくん
快適な幕営地
早い時間から焼き枯らし
沢の道具
下が砂地の快適なビバーク地に豊富な流木で大人焚き火、良型イワナ三尾の焼き枯らし。
ウィスキーは白州。この沢に入っているのは僕一人。
予定通りにはいかなかったものの素晴らしいじゃないか、贅沢じゃないか。
その夜、大きな焚き火を眺めながら幸せな気分に浸った。
三連休。これは Fish & Peak しかないでしょ。ということで南アルプスの沢へ。
林道は土砂崩れのため通行止め。おそらく僕の入る沢に人は入っていないはず。
イワナ爆釣でウハウハ、山頂まで上がって大展望を期待していた。
本流をみるにかなり水量が多いのが気になるが、まあ、源流までいけば釣りになるだろう
と思っていた。
とりあえず入渓前にお決まりの一枚
沢の入り口まで延々とアスファルトの道路を歩いて到着。
通行止めのため釣りらしき先行者の車はなし。
こういう道からの入渓は心躍る
入渓してすぐのあたりはかなりの水量だったが先ずは竿を出してみる。
やはり反応はない。
堰堤の流れ出しもすごい水量だったが、比較的ゆっくりフライを流せる流れもあった。
水深があるのでしつこくフライを流していると白泡の中から良い型が浮いてきた。
その後も何度も流して一匹釣る。
理由はあまりないが最初の一匹はリリースすると決めているのでリリース。
というより写真を撮ろうとして逃げられた。
最初に釣った区間
これで釣れることがわかったので林道に戻って上流に向かう。
それにしても単独の沢はドキドキする。地形図は何度も眺めてどの支流も頭に入っている。
この沢を詰めたことのある方から話も聞いている。でもどこから入渓するか、どこで釣りするか、
どこでビバークするか、当たり前だが決めるのはすべて自分である。
そのことになんか高揚しながら林道をひたすら歩く。
林道がなくなったところから入渓するものの水量が多くて簡単に徒渉できない。
探せば見つかるが徒渉点を見つけるのにかなり時間がかかる。かなり戻らなければ
ならなかったり。
予定としていたビバーク地まで辿り着くには時間的に押しそうなので、この日の釣りはあきらめる。
明日水が引いたらどうせ爆釣だから今日はあまり進まないほうがいいでしょうと自分に言い聞かせて。
徒渉するか泳ぐかしないと先に進めない小さい釜に出る。
水量からしてどちらも無理なため、あきらめてその辺りでビバーク。
先に進むのあきらめた釜
イワナはないが焚き火を眺めてウィスキー舐めながら静かな夜を過ごせた。
ビバーク地から
幕はシャン1
ウィスキーの肴
翌朝、シェルターから外に出てみてがっかり。ほとんど水が引いていない。
沢での朝食はやはりソーメン 薬味はしょうがと茗荷
昨日敗退した釜まで巻き道を使って歩き、防水パックを入念にチェックし泳いでみる。
すぐに押し流されてまったく先へ進めない。あと1メートルというところなんだが。
三度試して心が折れた。水も冷たいし日も差さないし寒すぎる。
徒渉すれば先に進めるが失敗して流されると下が滝になっている。
やめておいた。
さてどうするか?山頂までいくにはこの沢を詰めるしかない。
他の沢からもいけるかもしれないが下調べもしていないしこわい。
なので山頂はあきらめた。
せめて釣りはしたいなと少し戻って分岐している別の沢に入ってみた。
地形図をみると上流はかなり広い等高線。
これはフラットなフライ向きの渓相なのでは?と期待して。
でもそのフラットなところに行くまでには滝マークがひとつ入っている。
それが心配。とりあえず行くだけ行ってみた。
こちらの沢は日が差して気持ちいい。
こちらの沢もかなりの水量 釣りにならない
滝の下をくぐったとき目の前に虹ができて綺麗だった
滝の直下から
問題の滝に到着。奥に滝が隠れているらしいが見えない。
水量すごいし、へつれそうにないし巻き道なさそうだし先へ進むのをやめた。
あきらめた滝
もうどこも先へ進めないので昨日釣ったあたりまで戻ってそこで釣りして
適当に泊まることにした。
だいぶ下流まで下って竿を出す。かなり高反応。でもけっこうバラす。
山頂までいけなかったことが残念すぎて心が乱れているせいだろう。
黒めのイワナくん
白めのイワナくん
大きな流れ出しで尺をゆうに越えるのが白泡の中から二度も出てきた。
ドラグがかかっていたのだろうか、フライに追いつかずそっぽを向かれた。
しかしデカかった。声に出してひとり言を言っていたと思う。
「これが連邦のモビルスーツか!」みたいな感じで「これが南アルプスのイワナか!」
とかなんとか。
大きなのが浮いてきた流れ出し
ラーメンを食べてゆっくり一服し心を落ち着かせてから再度釣りすることにした。
サッポロ一番全部入り
そして最後の最後に尺には届かぬもののデカイワナくんゲット。
このイワナを含め三尾もって早めのビバーク支度とする。
今回一番大きかったイワナくん
快適な幕営地
早い時間から焼き枯らし
沢の道具
下が砂地の快適なビバーク地に豊富な流木で大人焚き火、良型イワナ三尾の焼き枯らし。
ウィスキーは白州。この沢に入っているのは僕一人。
予定通りにはいかなかったものの素晴らしいじゃないか、贅沢じゃないか。
その夜、大きな焚き火を眺めながら幸せな気分に浸った。
by nari0000000000
| 2010-07-28 11:27
| フライフィッシング